事実は時に誤解を招く?

こんにちは!

「人と人、人と企業、企業と企業をつなぐ」人財コーディネーターです(^_-)-☆
記事の更新ができていませんでした!といっても実際に見てくれている方は少ないというのも事実・・・。

全く関係はないが
「読みたいことを、書けばいい」
という本を読んだことがある。

シンプルで面白いので、文章を書くことに課題を抱えている場合は是非読んで欲しい!

なので今日からは「自分が読みたい」と感じられるような文章を心掛けていくことにする。まぁそう簡単に書けるわけではないことは認識している。しかしやってみなければ、うまくなることもないし成長することもない。

前置きが長くなったが、次の2枚の画像を見て欲しい。

これは先週の「ゲゲゲの鬼太郎」のテーマだ。外国人労働者チンさんというタイトルから技能実習生の問題か外国人労働者に関する問題を題材にしているのだろうと想像はついた。

内容は予想通り。日本人労働者は定時に帰るが、外国人労働者は過酷な残業、重労働が課せられている。あまりの過酷な労働でチンさんの仲間が倒れ、チンさんが過重労働に対して意見をするも相手にされず、ついにはブチ切れて暴れてしまう。そこに鬼太郎が仲裁に入り、最終的にはブラック企業で倒産に追い込まれるという流れ。

この放送を見られた人はどう感じただろうか?

・外国人労働者の労働環境は過酷なモノ

こんな風に感じたのではないだろうか?もしくはそんなことはないだろうと感じる方もおられるかもしれない。

職業紹介に携わる者としてお伝えすると
・日本企業、採用する企業側の認識不足と深刻な人財不足

これらが絡み合ってこういった現象が起きているのではないかと実感している。

昔は安い賃金で外国人が雇用できるといった時期があったが、今は日本人と同じ、もしくはいろんな経費を考えると高くなる。そもそも外国人だから安い賃金で雇用できるという考えがどうかと思う。

外国人を採用する場合は注意する点がいくつかある。

例を挙げると在留資格の問題。働くことが可能かどうかも在留資格によって変わってくる。

滞在できる期間も様々。もし在留資格のことを知らずに採用してしまうと、知らなかったではすまず罰則を受けることになる。

在留資格に関しては、私たちのパートナーでもある行政書士に確認すればクリアできる。
作業できる内容も決まっているので、違う作業をさせてしまうと問題につながるので注意が必要だ。

外国から来られる方は生活習慣や住まいの手配など準備してあげる必要もある。やらなければいけない手続きは多い。そんな煩わしい作業は私たちのようなコーディネーターがお手伝いさせて頂く。

問題が起きるのは、採用側の企業の問題だけではなく、外国人労働者の人としての問題もある。業務態度が悪い。性格の問題。人間関係の問題なども存在する。

今回のゲゲゲの鬼太郎の内容を見て思うのは、こういった現状が起きていることをアニメを通じて、一部のブラック企業へ対しての警鐘を鳴らしているようにも思う。表面的な内容を受け止め、それが事実だ!!となるのではなく、こういったことも起こっているのだと認識し、なぜこのような現象が起きているのか?と疑問を持ちながら見ると「本質」が見えてくるのではないだろうか。アニメから学ぶことも多い。私は「本質」を知りたいと常に意識しているからこういったテーマは面白いと感じる。


そしてもう一枚はこちら

この写真を見てあなたはどう思われるでしょうか?これは大阪の心斎橋で撮った写真です。外国人観光客が増えて、日本人を見かけるよりも外国人が多いのではないかと感じる今日この頃。

ただ誤解はしないで欲しい。

「外国人観光客が増えて・・・」文章の中にこういった一文があることで、画像のようなごみは外国人観光客が増えたから、こういったゴミが増えたと無意識のうちに関連付けされてしまうことがある。

知らず知らずのうちに、刷り込まれていたり関連付けられたりしていることに注意してほしい。観光客が増えてゴミが増えたことは事実であると言えるだろう。

私は疑問を自分にぶつけて見た。

「このごみは外国人なのだろうか?日本人の可能性は?」という疑問だ。

目の前に落ちているゴミは紛れもない事実ではあるが、日本人か外国人かは不明である。目撃したわけではないので結論づけることは難しい。あらためて感じるのは、知らず知らずのうちに、偽りの真実を生み出してしまっているように思う。

外国人観光客が増えたという事実
ゴミが増えたという事実
目の前に散乱しているゴミの事実


この事実だけだと、外国人が増えてゴミが増えた→目の前のごみは外国人だろう。となってはいないだろうか?

目の前に散乱しているゴミを捨てたのを目撃していないという事実があるか、ないかで全く違う解釈になってしまう。

2つの画像からお伝えしたかったのは
「表面上の事実だけを受け取るのではなく、本質を見ようとする習慣」を身に着けて欲しいということ。

外国人労働者にしても、ごみの問題にしてもありふれた日常の情報に左右されるのではなく、その奥に隠れている事実を探してみて欲しい。

最後に・・・

私たちコーディネーターは外国人採用のスペシャリストです。専門家に頼るということも手段の一つです。もし外国人採用を検討されている場合は是非相談下さい。

この記事を読んでどう感じただろうか?見えている事実は本当の真実なのだろうか?

最後までお読み頂きありがとうございます。今回は自分が目の当たりにしたことから感じたことを記事にしてみた。こういった情報や内容をアウトプットすることで自分に改めてインプットできると考えている。

面白いと思って読んで頂ける内容に近づけるように努力していきたい。

企業と人財を結ぶ「人財コーディネーター」

企業と人財を結ぶ。人財不足と言われている今日、外国人財にも力を借りなければいけない時代。 外国人の方が「日本を選択し、企業に貢献し、地域に定着する」ことは 彼ら彼女たちにとって、働きやすく住みやすい環境であると言えます。 職業紹介を通じて人財を紹介するだけではなく、企業の発展方法への提案もさせて頂きます。 サイトを通じて人財採用の選択肢を発信していきます。

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