OODAループ思考の「Orient」

今日はOODAループ思考の「Orient」の部分を少し深掘りしたいと思います。
Orientはわかる(世界観)となっているんですが、ここがちょっと?となると思います。


最初私自身も「?」となりました。
わかる(世界観)と記載があります。

ここでも実体験を交えて、教科書に基いてはいますが私なりの解釈をお伝えしたいと思います。

おさらいですがOODAループ思考は
Observe 見る/観察 
Orient わかる/世界観
Decide 決める/意思決定
Action 動く/行動

という流れになっています。
またサバゲーの話になりますが、初めての女性が参加されていて、その方と撃ち合いになったときに弾が出ておらず空砲であることがわかった、というシーンがありました。

この状況をOODAループ思考に置いてみると
見る→ 相手の動きをよく見る
わかる→ 空砲である、弾が出ていない

つまり現状起こっている出来事が何かを理解し状況を把握した状態になります。
ここまでは、どんなシーンにおいてもよくあることでもあります。

次にDecide(意思決定)をし、決めるときに、Orient(わかる/世界観)が影響してきます
これはどういう事かというと、まず事前情報で初めて参加する女性がいるということを知っていました。相手チームに2名の初心者女性がいることも知っている状況です。

なによりも、サバゲーに対する固定概念、持論を持っていることも影響の要因の一つです。
・サバゲーを楽しんでほしい
・女性も増えて欲しい
・勝ち負けより、コミュニケーションを楽しんでほしい


私にはこういう想いが根底にあります。これが(世界観)といえます。

この教科書では世界観のフレームワークとして

・Vision-ビジョン
・Strategyー戦略
・Activities Directions-行動方針
・Mental Model-感情

があります。
自然にこのVSAM世界観のフレームワークに当てはまっていたんですね。
Vision→サバゲーの面白さをもっと多くの人に伝える。
Strategy→楽しさ優先の攻め、守れる連携重視
Activities Directions→初心者のサポート役に徹する
Mental Model→とにかく楽しもう!

こんな風に思っていました。

まとめると
【空砲、弾が出ていない女性初心者】
こういう状況判断をし、VSAM世界観をもっていたことで私が決断したのは・・・。

「弾がでてませんよ!!」と声をかける選択をしました(意思決定)
そして無駄に撃たないようにし、気づいてもらえるまで声を掛けました。

結果・・・時間切れ。
ゲームの目的でもある敵を全員倒すことはできませんでした。
でも相手の女性は、事実に気づき声掛けしてもらったことを喜んでくれました。
これは自分の世界観があったから相手に喜んでもらうことができました。

さらにセーフティルームで仲間にはこの事実を説明したところ、文句は言われず仕方ないですよね!楽しんだ方が良いですから!とお声がけを頂きました。

状況に応じて対応ができる。
これこそOODAループ思考の醍醐味だと思っています。サバゲーを通じて本当に学びが多くてびっくりしています。さらに教科書を理解していけばいくほど、ゲームの中で経験する機会が多くなってくるので、遊びが学びになっています。

学びながら遊んでいるというのが持論かも知れないですね!!

OODAループ思考!これからも深掘りしていきたいと思います。





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